2017年市川市長選候補者アンケート

質問① 市川市の子育て支援の中でシティセールスできるところは何ですか?

小泉文人さん

現状:シティーセールスといえる点は「バランス」であると思います。

市川市は県内では平均より先進的立ち位置となりますが、東京都江戸川区と比べると劣っております。(例→乳幼児医療費補助 江戸川区=0円 市川市=300円)

 

将来:他より遅れている個所を補乳幼児医療費補助も0円にして行きたいと考えます!

 

坂下しげきさん

多世代家族応援事業等がありますが、革新的な事例はまだないと思います。県議会で質問致しました保育士の確保に関しては「市川南高校の保育基礎コースの設置」等の取り組みもありますが、今後は、現状に即した「市民が望んでいる施策」を大胆に展開し、“子育て支援”を市川市の魅力にしていきたいと思います。 

 村越ひろたみさん

十分かどうかは別として、地域子育て支援センターや子ども館、ファミリーサポートセンター等の拡充を図っている点を評価したい。他方で、子ども達が安心して遊べる場所が不足している。校庭開放を行い生活道路の入り口に段差をつけ速度制限を設けることで生活道路で遊んでも危なくないようにしたい。

 田中甲さん

子育て支援情報に焦点を絞ったサイト「いちかわっこWEB」の利活用により、若い世代のお母さん方が子育て施策にリーチしやすいようにしている点です。このサイトの特集コーナーでは貴いちかわ子育てネットワーク様のお力添えあってのことだと理解しています。

高橋亮平さん

 

市川市においても市だけでなくNPOなども含めこれまで継続して続けて来たことはありますが、残念ながら人口流入になる程の成果が出ているシティセールスにはなっていないと思っています。


質問② 市川市の待機児童対策について、どのように思われますか?

 小泉文人さん

「うつわ」を作ることだけではなく、保育士の確保!処遇改善で現状の定員数まで児童を預かること。また、3歳児までの「あずかり」定員を増やしていくことが現実的だと思います。これには幼稚園の協力は不可欠です!

坂下しげきさん

 認可保育園の増設は絶対に必要です。また、地域や児童の年齢によって待機児数が違うため、そこを見極めながらの対策が必要です。例えば、送迎保育ステーションの設置など、多様化するニーズも捉えた保育が急務であると思います。並行して保育料格差の是正、障がい児の受け入れも必要と考えます。

 

村越ひろたみさん

 市川市の待機児童対策は不十分。子育て世代の生活全般の支援を行いながら、保護者の通勤動線上に保育所を設置し、保育士の質と量を確保することが必要。民間テナントを借り上げたり、市の施設を転用して利便性の高い場所に保育所を確保するべき。

田中甲さん

数百名の待機児童が出てしまっている現状を深刻に受け止めています。

現市政における定員枠1200名の増加目標のみならず、さらなる拡充を目指してまいります。あわせて、保育士の確保についても並行して進める必要があると認識しています。

 

高橋亮平さん

行政の不作為以外の何物でもありません。

8年前、同じ時期に市長が変わった同規模近隣自治体である松戸市や船橋市も当時はほぼ同じ500人から600人の待機児童がいたにも関わらず、この間に松戸市は待機児童ゼロに、船橋市も1/3に減少させた一方で、市川だけが待機児童を毎年増やしている状況になっています。千葉県内全体で1,700人の待機児童のうち1/3が市川市で発生させている事を見ても、今の市川市が待機児童の問題を真剣に解決する気がない事が分かります。

 

松戸市で市長の公約作成やブレーンとして市の部長職として待機児童ゼロへと対応して来た経験を活かしながら、具体的な政策を持って待機児童ゼロにします。


質問③家庭で未就園児を育てている人向けの支援について、どのように思われますか? 

 小泉文人さん

②でお答えしたように、3歳児までの「あずかり」定員の拡大!

すなわち一時保育(あずかり)の拡大をすることです。

 坂下しげきさん

現在、子育てニーズは多様化しており、必要なところに必要な助成が行き届くことが重要です。先行して実施している千葉市などでの検証結果や本市でのニーズを踏まえて、真剣に検討する必要があると思います。

村越ひろたみさん

 家庭で未就園児を育てる専業主婦が育児ノイローゼになるリスクは高い。子育ての悩みを共有し、ストレスを解消する仕組みを行政が提供する必要がある。地域の引退世代が子育ての経験やコツを伝授したり、ママ友の居ない母親が同様の悩みを抱えている地域の方々とネットワークをつくる支援をするべき。

 田中甲さん

未就園児保育に焦点を当ててお話しするなら、市立6園における未就園児保育を現状よりも拡充してまいりたいと思います。園により物理的条件は異なってきますが、できるだけ受け入れる未就園児保育の年齢幅も広げ、親子の皆さんと園そして地域が結びついた、開かれた園づくりを目指します。

高橋亮平さん

 

子育て環境の整備は単純に待機児童を解消すればいいという問題ではなく、幼稚園に通わせているご家庭も、家庭で育てていらしゃる方も、経済的な支援はもちろん、精神的な負担も含めた多くの負担を軽減する仕組みを創っていく必要を感じています。


質問④市川における「子どもの貧困」の現状をどのようにとらえておられますか?

 小泉文人さん

現状:東京並みに格差がついてきている

児童・保護者に対して個別の支援対策が必要です。対象世帯にダイレクトに市単独補助・助成制度が必要と考えております。

 坂下しげきさん

市川市では、早急に実態調査を実施すべきであり、状況にあった対策を急ぐ必要があります。貧困の連鎖によって子どもたちの将来が閉ざされるようなことがあってはならず、子どもたちの育成環境の改善、教育の機会均等、生活支援、保護者の就労支援など総合的な対策・支援が必要であると思っています。

 村越ひろたみさん

 地域によって子どもの貧困が存在すると認識しています。行政から子ども食堂に対する支援は行っておらず、NPOのみなさまが塾に行くことが出来ない子ども達の勉強の指導をしているとお聞きしています。こうした新しい公共の担い手には市から助成を行うことで、行政の手が届かないところを補充したい。

 

 田中甲さん

先進国の中でも深刻な子どもの貧困率の問題を抱える日本の中で、市川市も決して例外ではないと認識しています。児童扶養手当の受給者数や生活保護を受けている母子世帯数も増加傾向にあります。まず、市における子どもの貧困率等について統計データを把握することで具体的な対策の青写真を作ります。

 高橋亮平さん

市川市内においても子どもの貧困の問題は年々深刻になっていると認識しています。特にご家庭の経済的状況によって教育における格差が生まれている現状もあり、こうした貧困の連鎖を起こさせない仕組みの整備が必要だと思っています。


質問⑤

今回の質問を考えるにあたって、いちこネットの乳幼児を持つメンバーから、「子育てしやすい」と感じられる市川市にするために希望することをいろいろ出してもらいました。

そのうちの一部を列記しますので、取り組むべきものに優先順位をつけてください。

①子育て世帯にも高齢者福祉タクシーのようなサービスがほしい

②子育て支援拠点が近くにない人のために、高齢者デイサービスのような送迎がほしい

③バスに乗って駅前に出かけた時、借りられるベビーカーやカートがあればいいな

④近くの授乳室やトイレ、子育て施設がひと目でわかるグーグルマップがほしい

⑤子どもが小さい間は週2~3日短時間働きたいという多様化する働き方に合う保育施設がもっとたくさんほしい

⑥兄弟の学校行事、大掃除、資格取得の勉強等につかえる一時保育がもっとたくさんほしい

⑦発達障害等の特殊学級は市内全学校に作ってほしい 

⑧学童保育以外の放課後預かりが、もっと数も種類もたくさんほしい

小泉文人さん

65歳以上・3歳未満児(保護者)・障害をお持ちの方に対してカードを発行!

・市内バス100円(ワンコイン)・タクシー乗車賃補助を創設します。

 

①をまず整え、他のご要望にもお答えしていく考えです。

坂下しげきさん

順位は、基本的に市民ニーズが多いものが優先されますが、ニーズが少なくても生活に大きく関わるようなニーズは、優先する必要があります。又、予算さえあればすぐに実施できるものから、時間がかかるものもあります。そのような意味で皆様の希望を詳しくお聞きしてから順位を決めたいと思いました。

【 優先順位 高→ 】

  ⑦(平等な教育)→⑤⑥⑧(多様性)→①②③④(移動手段)

 

村越ひろたみさん

 

⑤→⑦→⑥→⑧→④→①→②→③

田中甲さん

 

 

③、④、⑤、②、⑥、⑧、①、⑦

高橋亮平さん

まずは妊婦に限定してですが、同様の政策を今回の公約にあげています。

でもお答えしたようにまずは妊婦の方からになると思いますが、子育て世代の交通支援についてはどういった可能性があるか検討したいと思います。

具体化する方法について検討したいと思います。

当選したら直ぐに作成します。

一時保育の仕組みなど保育ニーズに合わせた多様な保育の仕組みの整備と共に、同時に女性の皆さんが子育てと仕事を両立できるようにテレワークなど在宅勤務など働き方改革のモデルを創る事を公約にしています。

でもお答えしたように一時保育の仕組みなど保育ニーズに合わせた多様な保育の仕組みの整備を行っていきます。

まずは、1つずつ増やしていく事が重要だと思っています。

 

放課後児童クラブについても待機を無くし、学年制限も減らしていくべきだと思っています。全児童対策の放課後学習支援の仕組みと合わせて整備していきます。


質問⑥

市川市内にはたくさん子育てに関わる活動を行っている団体等があります。

子育て世代の人たちも、色々な意見を持っていますが、行政に届ける手段が限られています。

市川市の子育て支援をより豊かにするためには、それらの団体と連携することや当事者の声を聞くことが大切だと思いますが、どう思われますか? 

 小泉文人さん

意見交換や現場の状況を知ることは絶対で、大切だと思います!SNSを活用するなど手段についても検討を進めてまいります。

 坂下しげきさん

ご指摘のとおり、予算は限られていることから、市民が本当に望む政策、必要な政策に有効に予算を使わなければなりません。行政の独りよがりの政策は無駄になりかねません。実際に子育てをされている方、支援している団体の声をきかなければ何も始まらないと思います。声を聴く手段の構築が必要です。

 村越ひろたみさん

 公約の筆頭に、市民と市長との月例対話集会を開催することを掲げています。各種団体のみなさまと定期的に懇談することはもとより、市長と諸団体との連携にも全力を尽くしたいと考えています。

 

 田中甲さん

質問文の中で触れられているとおり、市として子育て支援団体の皆様と接する機会をより多く増やしていくことや、お声を直接伺う機会を設けていくことを考えたいと思います。また、皆様団体間の連携をサポートできるような工夫を市としても考えてまいります。

高橋亮平さん

もちろんです。

 

これまで行政との接点の少なかった子育て世代の幅広い皆さんと定期的に意見交換をしていく場を構築していく必要を感じています。団体はもちろん、団体への参加に限らず参加できる場を様々な形で開催していきます。